マンション・一戸建ての修繕費

マンション・一戸建て・アパートの形式基準(フローチャート)に基づく修繕費と資本的支出の判定目安、資産計上・経費処理について初心者向きにわかりやすく解説。

◆フローチャート・例題に関する記事一覧

◆修繕費とは?修繕費の定義について
 不動産所有者の中でも主に企業及び個人事業主が営利目的として所有する投資用不動産の会計処理を行う際に修繕費…続きを見る

◆修繕費は必要経費として認められる
 修繕費と資本的支出の主な違いは、一年でリフォーム費用全額を必要経費とするか?それとも減価償却資産として資産計上…続きを見る

◆資本的支出とは?
 資本的支出とはリフォーム工事を行った結果、建物の使用可能年数の延長をもたらす場合や結果的に資産価値…続きを見る

◆修繕費と資本的支出はどちらがお得?
 修繕費と資本的支出はリフォーム工事の内容、性質、結果(工事の影響)などを総合的に判断し判定する必要…続きを見る

◆原則は修繕費となっているが
 固定資産の修理や改良等の為に支出した工事代金やリフォーム費用などの金額は原則として修繕費…続きを見る

◆国税庁が告示する修繕費の解説
 修繕費になるかどうかの判定は修繕費、改良費などの名目によって判断するのではなくその実質…続きを見る

◆判定フローチャートは「YES」「NO」方式
 ここから解説する判定フローチャートは「YES」「NO」方式で上から順に進んでいき、項目に該当する場合に修繕費か資本的支出…続きを見る

◆フローチャートを元に工事の種類を検討
 顧問税理士や顧問会計士がついている場合は、このようなリフォーム工事などをフローチャートを用いて判定する必要…続きを見る

◆アパートの一室の退去時に壁と床の張り替え工事を行った場合
 賃貸用の一棟アパートを保有しており、その中の一室の借家人が賃貸期限とともに…続きを見る

◆原状回復工事はほとんどのケースが修繕費
 不動産経営を行う場合に、おそらく最も頻繁に行われる工事が退去時のリフォーム工事…続きを見る

◆一棟マンションの屋上防水工事を行った場合
 築17年の中規模一棟マンションを購入したが、建物屋上部分のトップコート塗装に剥離が生じており、更に部分的…続きを見る

◆屋上防水工事は修繕費か資本的支出か?
 一棟マンションや一棟ビルを所有している場合は、屋上部分が陸屋根式構造となっている為、定期的に屋上防水工事…続きを見る

◆建物を維持するために不可欠となる定期工事費は修繕費となる
 支出金額は20万円未満ではないので(NO)。周期も屋上防水工事の耐用年数が概ね10年〜15年程度であることを考慮…続きを見る

◆20万以下と20万超の見積もりが含まれるリフォーム工事
 築24年の中規模の賃貸アパートを経営しているが、畳の部屋を全てフローリングにしようと考えている。畳からフローリングへのリフォーム工事…続きを見る

◆1室単位での交換が可能な設備
 賃貸マンションや賃貸アパートなどの集合住宅の場合、全ての居室が同じ間取りであるとは限らない。その為、今回の例題のように同じ工事を行った場合…続きを見る

◆畳⇒フローリングへの交換は修繕費になるのか?
 畳からフローリングへの交換は、修繕費として判定する事が可能じゃろうか?フローチャートへ進む前に、今回のように物件そのものの性質…続きを見る

◆20万円以下の工事は全て修繕費として計上
 和室の畳が古くなってきたため、新しい畳に交換するような場合は問題なく修繕費として計上できる。しかし、今回のように資産価値を高める…続きを見る

◆防犯設備の新設をする場合の判定
 築30年の1ルーム26世帯の中規模賃貸マンションを経営しているが、空室率を改善させるために新たに設備投資…続きを見る

◆セキュリティー対策は不可欠になりつつある
 近年の新築賃貸物件の多くは、「防犯シリンダー」と専用の「ディンプルキー」を新築時から導入しピッキング対策…続きを見る

◆各居室ごとに判定するため26室すべてが修繕費となる
 今回のケースでは素人目で見ても明らかに資産価値を高める投資費用である為、「資本的支出」と容易に判定…続きを見る

◆修繕費判定に対する正しい見解を持つことが大切
 税務調査は半数以上が事業を開始してから10年以内に行われるのじゃが、税務調査の際に「この支出は明らかに資本的支出では?」…続きを見る